債務整理 [事例4]
投資用マンションの住宅ローンが自己破産でゼロに
60代男性
債務整理方法 | 借金総額 |
---|---|
自己破産 | 4,800円 ⇒ 0円 |
背景
Aさんは、投資目的で住宅ローンを組んで複数のマンションを購入しました。当初は、Aさんの収入は安定しており、家賃収入もあったので、問題なく返済ができていました。
ところが、奥様がうつ病にかかってしまったことから、奥様の看病や家事に専念するため、Aさんは退職を決意されました。Aさんは、退職金と家賃収入で住宅ローンの返済を継続しましたが、所有マンションが空き室となって家賃収入が途絶えた時期もあり、退職金も使い切ってしまいました。
その後、Aさんは再就職しましたが、複数の住宅ローンの返済を継続していくことは難しく、当事務所に債務整理のご相談にいらっしゃいました。
対応
Aさんの債務総額は約4,800万円と多額で、複数の投資用マンションという資産をお持ちでしたので、管財事件を前提とした自己破産の方針でご依頼を受けました。
所有しているマンションは処分することになりますので、家賃収入もなくなりますから、Aさんには、家計簿をつけて家計をしっかり管理することや、倹約に努めることなどをお約束してもらいました。
結果
管財事件で自己破産の申立てをし、 Aさんのマンションは破産管財人が任意売却することになりました。マンションの売却手続に時間がかかったため、債権者集会は1回では終わらず、2回開催されましたが、無事に売却が完了し、Aさんは免責を得て借金返済から解放されました。
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